枝野幸男代表は10、11日と宮城県内を訪れ、東日本大震災の被災地を視察しました(写真上は、「閖上の記憶」の追悼のつどいで飛ばされたメッセージ風船)。

 視察を終えて記者団の取材に応じた枝野代表は、「それぞれが重い課題を抱えている。国政はどうしてもマクロで物事をとらえ、進めて行かないといけない側面があるが、この震災に関しては、それぞれの皆さんの抱えている事情、復旧復興の状況が、非常に多岐に渡っていて、それぞれの抱えている課題が重たいことを痛切に感じた。全体をどう動かすのかが大事ではあるが、常に個々の皆さんの抱えている事情にきちんと寄り添って行かなければならないと改めて感じている」と述べました。

 続けて、「特に広い意味でのソフトの面、ハード面だけでは本当の意味での復旧や復興にはなっていない。心の問題やコミュニティーの問題などソフトの部分について、政治や行政が一番苦手な部分ではありますが、そこにどう寄り添っていけるのかが大事」と語りました。

 今回の視察の行程は以下のとおりです。

■3月11日

【石巻市二子地区視察】

 防災集団移転促進事業として、雄勝地域、河北地域、北上地域などから移転するための団地整備の状況を視察しました。

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【石巻市立大川小学校視察】
 東日本大震災で、児童74名が犠牲となった小学校。慰霊碑に献花の後、遺族会の方たちと校舎内や周辺を視察しました。
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【良葉東部視察、遺族会との意見交換】
 東日本大震災で水没した大川中学校の跡地に建設された水耕栽培の野菜工場を視察。その後、事務所で遺族会の方たちと意見交換しました。遺族の方たちからは、「子どもたちの命を守る教育行政を行なってほしい」「第三者検証委員会の第三者は、本当の意味での第三者でないと意味がない」といった声が寄せられました。
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【折立地区視察】
 折立地区造成宅地滑動崩落緊急対策事業を視察。地すべりで宅地が崩壊した場所の復旧作業を視察しました。
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■3月11日
【荒浜地区深沼海岸視察】
 深沼海岸の慰霊碑に献花の後、荒浜記憶の鐘を訪問。その後、里海荒浜ロッジを視察しました。
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【仙台市立荒浜小学校視察】
 震災遺構「仙台市立荒浜小学校」で、校舎内に展示されている震災直後の展示写真、ジオラマなどを視察しました。
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【名取市慰霊碑に献花、閖上の記憶・追悼のつどいに参列】
 名取市の東日本大震災慰霊碑に献花を行い、鎮魂の丘「日和山」を訪れました。その後「閖上(ゆりあげ)の記憶」を訪問し慰霊碑に献花。引き続き「追悼のつどい みんなのこと、わすれないよ」に参列し、地震発生と同時刻に黙とうを捧げ、枝野代表自身が書いたメッセージ風船を飛ばしました。
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【せんだい3.11メモリアル交流館視察】
 地下鉄東西線荒井駅に併設している交流館で企画展「3.11現場の事実×心の真実 結~消防・命のプロが見た東日本大震災」を見学しました。
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