枝野幸男代表は11日午後、衆院予算委員会での質問終了後に記者団の取材に応じました。

 質疑を終えての所感を問われ、枝野代表は「明らかに論理的に成り立たない答えでつっぱるしかない状況で、もはや政権を続けていけるような状況ではない。今まで言ってきたことが事実と違うという材料がたくさん出てきて、それについてまともに答えらえないのでは、国民の信頼を得て政権を運営できるような状況ではない。直接観ていただいた方にはそのことを痛感していただけたのではないか」とコメント。

 論理的に成り立たない一例として、柳瀬元秘書官か愛媛県の職員かのどちらかが嘘を言っていることになると指摘してもまともに答えなかったことを挙げ、「なおかつ、愛媛県の方には嘘をつく理由がまったくないということに対して何の釈明もしようがない状況になっている。この一点だけをとらえても、今まで言い張ってきたことが根底から崩れていることがはっきりしている」と述べました。

 政府の関係者の誰も責任を取らないことついて、「おそらく森友学園問題も加計学園問題も、一番の責任がある人が責任を取ろうとしていないので、その下のトカゲのしっぽを取ろうとしても、それはできないということにならざるを得ない。したがって、『魚は頭から腐る』ということで、行政機関が上から腐っていってしまっているのではないか。多くの日本の公務員の皆さんはモラル高くいい仕事をしてきていただいている。そうしたなかで、上から腐るということになっては困る。最も責任のある方がしっかりと責任を取ることで官僚機構のモラルを回復させなければいけないと強く感じた。こういった意味からもお引き取りいただくしかないという状況がはっきりした」と述べました。

 真相究明に向けて野党側が求める証人喚問に応じようとしない与党側の対応には、「総理が嘘をついていることには多くの国民の皆さんがすでにお気づきになっていると思うが、それを自民党挙げてかばっている。真相究明の邪魔をしているのは自民党であることを(マスメディアの)皆さんも伝えていただきたいし、私たちも伝えていきたい。どちらかが嘘をついているのだから、証人喚問で並んで話してもらうしかないのははっきりしている」と指摘しました。

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