立憲民主党滋賀県連合(以下滋賀県連)設立セレモニーが2日午後、大津市内(こらぼしが21)にて開催されました。

 主催者を代表して、滋賀県連の笠原吉孝代表が「政治は最も弱い立場の人を守るためのものであり、憲法は為政者を縛るものでなければならない。今は日本の危機であり、間違いを是正しなければならない。草の根からのまっとうな政治の実現のために、前進しようではありませんか」とあいさつしました。

 山田実滋賀県連幹事長からは、これまでの経緯について「前回の衆院議員選挙では候補者がいない中で11万票の比例票をいただいた。立憲民主党の拠点を作らなければならないと考え、準備会を発足させた。この間に規約・人事・活動方針を煮詰め、8月19日に滋賀県連結成大会を開催した。活動方針の中で、(1)事務局体制の充実(2)立憲パートナーズを増やす(3)来年の選挙に向けた体制作り――の3つの柱を立てた。政治に楽しく参加してもらいたいと考えている。ぜひ積極的に党運営に関わってもらいたい」と報告しました。

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あいさつする武村元滋賀県知事

 来賓の元新党さきがけ代表で内閣官房長官や大蔵大臣を歴任された武村正義元滋賀県知事からは、「このままの政治ではいけない、政治を大きく変えてほしいと思っている一人である。個人としても親しみをもって応援したい。内向きには自己主張しながら、外向きには柔軟な行動をしてもらいたい。立憲民主党の誕生を心からお祝いしたい」とのあいさつがありました。

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あいさつする柿迫連合滋賀会長

 連合滋賀の柿迫博会長より、「まっとうな政治、ボトムアップの政治の実現に向け、ご尽力をお願いしたい。価値観が多様になった時代、思想の違いがあっても、生きていく土台には労働と暮らしがある。この事実は変わらない。働く者・生活者の視点に立った政策をお願いしたい」とのあいさつがありました。

 三日月滋賀県知事からはメッセージが寄せられたほか、国民民主党滋賀県総支部連合の今江政彦幹事長、日本共産党滋賀県委員会、社会民主党滋賀県連合、新社会党滋賀県本部準備会が来賓として出席しました。

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あいさつする辻元国対委員長

 辻元清美国会対策委員長は、「近畿一円、力を合わせてがんばっていきたい。立憲民主党が設立されてから11カ月になった。私は国対委員長として野党5党1会派でがんばってきた。沖縄知事選も野党力を合わせて臨む。前に向かってどのように政治を変えるかをポジティブに考えていきたい。来年には参院選挙、統一自治体選挙もある。与党は盤石ではない。地殻変動が起こるのではないか。昨年の衆院議員選挙では比例区票で立憲民主党は1100万票もらっている。自民党は1800万票、公明党は600万票台、希望の党は965万票になっている。比例票は野党の方が多い。十分、参院で与野党伯仲までもっていけると考えている。野党第一党としてしっかりリーダーシップを発揮していきたい。参院が伯仲すれば政治を変えられる。各地域の草の根ボトムアップが重要であり、政党を一緒に作り、法律も作っていきたい」とあいさつしました。

 閉会にあたっては、藤井滋賀県連副代表が、「草の根と言えば、1974年の武村知事選挙だった。滋賀こそ草の根の親元である。まだまだ本当に小さいが、いろいろな人たちと対話を広げたい。いいスタートアップができた」とあいさつしました。

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 第2部の立憲民主党市民座談会では、尾辻かな子副幹事長・つながる本部事務局長から、「立憲民主党はさまざまな方から支援をいただいている。もともと私は政治の家系には生まれていない。政治との関わりは、レズビアンの当事者だったこと。LGBT当事者は7~13%と言われている。近くにいるが、公表できないでいる人がいる。私も自分がそうだと受け入れるまでに5年かかっている。社会の根っこをかえなければならないと思った。声を上げ、政治家に伝えることでシステムを変えることができることに気がついた。2005年に初めてカミングアウトした政治家になった。来年は非常に重要な選挙になる。障害者の水増し雇用では、民間には納付金制度があるのに、官庁には何ら罰則もない。しかも42年間も続いていた。水増しなしだと1.19%となり、障害者雇用を義務化したときの1.09%と比べて42年間で0.1%増と、ほとんど改善されなかったことになる。本来雇用される人が雇用の場からはじかれていたことになる。効率性だけを求めればこうなってしまう。包摂社会を作るには、効率性一辺倒ではいけない。公務員の数も少ない。任せる政治ではなく、一緒につくる政治をやる。一緒に考え、行動する、草の根の政治を進める」とのアピールがありました。

 この後、「草の根の民主主義・ボトムアップの政治はどうしたら実現できるのか」「立憲民主党と一緒にやりたいこと・滋賀県連にやってもらいたいこと」をテーマに4人1組となってグループトーク。参加者同士の活発な意見交換を行い、最後にグループ毎に議論の経過や結果について発表しました。