党刑事法(性犯罪関係)改正検討ワーキングチームは11日、性暴力被害者支援を行う、京都性暴力被害者ワンストップ相談支援センター(京都SARA)と性暴力救援センター・大阪SACHICOを視察しました。

 京都SARAでは、センター長の高野さん、奥野さん、京都SARAスーパーバイザーの周藤由美子さんらから、SARAの活動内容について説明を聞きました。今後の課題としては、学校や教育委員会と連携した若年層への啓発の必要性、同行支援(被害者が警察などに行く際の付き添い)の充実強化などが挙げられました。また性暴力被害者支援法案といった根拠法の必要性や、警察で事件化される際に刑法において強制性交等罪(強姦罪)の成立要件である「暴行・脅迫」要件が一つの壁になっていることなどについて意見交換が行われました。

 大阪SACHICOでは、産婦人科医師である加藤治子先生から、性暴力被害が一つの疾患として認められている等国際的な流れや、SACHICOの診察を通して性暴力被害、加害者の傾向などについてお話がありました。この中で、心と身体に対する診断と治療、加害者対策、精神科などとの連携の必要性から病院拠点型の性暴力救援センターの意義について説明と提案がありました。その後、証拠保全する冷凍庫、診察室などについて見学を行いました。

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 視察には、山花郁夫WT座長、大河原雅子WT副座長、山本和嘉子、尾辻かな子両衆院議員らが参加しました。