立憲民主党ジェンダー平等推進本部(本部長・神本美恵子参院議員)は28日、パリテ(男女半々の議会)の実現に向けて第1回「パリテ・スクール」を開講しました。「パリテ・スクール」は、女性候補者と支え手を恒常的に養成し、これから「挑戦」する方々のネットワークづくりの場となることを目指すものです。

 第1回目の同日は、三浦まり上智大学教授を招き、約30名の党所属自治体議員、次期統一自治体選挙公認候補予定者、女性候補者公募申込者、立憲パートナーが、政治に対して日常的に感じる障壁や、女性候補への支援のあり方について議論しました。ジェンダー平等推進本部からは神本本部長、大河原雅子事務局長、江崎孝、阿久津幸彦両選挙対策委員長代理が参加し、グループワークに一緒に加わりました。

 三浦教授からは、「選挙で女性政策の話をしても票にならないからしたことがないという(候補者の)例を聞いたことがある。主権者全員と対話を重ねていく、この回路が細っていくことが民主主義を弱めている。(女性政策の話をして)本当に選挙の場で勝てるのか。勝つ方式に変えていくための新しい政治文化を作ることが問われている。勝てるようになった時に日本の政治文化が変わるのではないか」といった話がありました。

意見を交わす出席者ら
意見を交わす参加者ら

 出席者の一人は、「小学生の息子と高齢者の母親がいるが、(選挙活動では)一方で女性を売り出せと、他方で24時間働けと言われる」と、男性中心の選挙活動のあり方を変えていきたいと語りました。LGBT当事者も参加し、「女性は女性でもいろいろなタイプの女性がいる。女性も男性も多種多様な女性がいた方が良い」と話しました。

 当日は多様なバックグランドの人々が集まり、政治に参加すること、政治家であるということについて活発な議論がありました。政治家の役割について、「つなぐ人、市民の御用聞き、問題提起をする人、調整する人、吸い上げる人、声を届ける人」など多様な考え方が交わされました。

 パリテへの理解を深めるのは女性候補者だけでなく、現職議員など党全体で深めるものであるとの認識のもと、今回の企画は女性政治スクールではなく、パリテスクールと名付けられました。ジェンダー平等推進本部では、引き続きパリテへの意義や課題への理解を深めたり、女性の政治活動を支えるきっかけとなる場を継続的に設けていく方針です。