福山哲郎幹事長は19日、参院選挙兵庫県選挙区の党公認候補の安田真理さんの応援のため兵庫県入りし、神戸市内で開かれた街頭演説会に参加。兵庫選挙区3議席のうち1議席は暴走する安倍政権にNOと言える人が必要だと説き、安田さんへの支援を訴えました。

 安田真理さんは、「アナウンサーとして17年間働くなか、ニュースで伝えるべきことが伝えられなくなっていた」と述べ、安倍政権のもとで特定秘密保護法や共謀罪、集団的自衛権の解釈変更などが強行され、国際NGO団体「国境なき記者団」が発表する、報道の自由度ランキングも下がり続けていると危機感を表明。「閉塞感が漂うなか、政治を変えていくためには、一人ひとりが声を上げなければいけない。取材を通して声を聴くなかで、いまの生活を『しんどいな』と思っている人が増えていくのを感じていた。奨学金を返済しながら働いている若者、子育てを一人で抱え込む母親、非正規雇用で不安定な働き方を強いられている中年世代、年金生活で将来に不安を抱える高齢者。こうした人々が置かれている状況に対し自己責任という簡単な言葉で片付けようとしているが、なんでも自己責任では政治はいらない。社会全体で課題を解決していくことが政治の役割だ。誰も取りこぼされない社会づくり、皆さんの声が届く政治を目指す」と力を込めました。

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 ゲスト弁士として登場した元文部科学次官の前川喜平さんは、「安倍政権は本当に怖い政権。権力は腐敗するというのは古今東西を通じた法則だが、いまの日本の政治はあちこちにその腐敗がある。あったものをなかったことにする。なかったことをあったことにしてしまう。あるものは変えてしまう、都合の悪いものは隠してしまう。こういう政権だ。この政権をこのまま続けさせていいのか。そしてこの政権が続いたら何が起こるのか」と提起。このまま安倍政権の暴走が続くと憲法は改悪され、大企業、金持ちが優遇され消費税は上がる、年金は減らされるとして、「安倍改憲OK、そんな人ばかりを国会に送っていいのか。安倍政権にNOと言えるのは安田さんしかいない。安倍政権を少しでもおかしいと思ったら、本当のことを隠していると思ったら兵庫の3議席を改憲勢力、富裕層に味方にする勢力に与えてはけない」と、戦略的投票を呼びかけました。 

 福山幹事長は、「この選挙は安倍政権に『20000万円貯めろ』と突きつけられるような社会を続けていくのか、多くの蓄えはなくても少しでも安心できる社会に変えていく議論を始めるのかが大きな争点だ」と指摘。兵庫選挙区の3議席のうち自民と公明と維新の党が獲得すると全員が与党、改憲勢力、安倍政権の言いなりになってしまうと述べ、「安倍官邸の言いなりで何も言えない議員が100人いようと200人いようがいないのと一緒ではないか。日本の国会はしっかりと議論をし、国民の皆さんのそれぞれの生活、問題意識、生きづらさに寄り添うのが役割であって、安倍総理のやりたいことだけをやるのが国会の役割ではない。ぜひ兵庫の1議席を安田真理にいただきたい。政治は誰がやっても同じではない。安田真理を勝たせていただくことによって、安倍政権に対しおかしいと声を上げる、立憲主義と民主主義と平和主義を取り戻す戦いの新たなスタートに立たせてほしい」などと訴えました。