市民団体が主催する憲法問題に関する街頭リレートークが29日昼、新宿アルタ前で開催され、野党各党の国会議員や自治体議員、弁護士らが交代でマイクを握り、憲法に関する訴えを行いました。立憲民主党を代表して塩村あやか参院議員がスピーチしました。

 塩村議員は「10月4日から始まる臨時国会で自民党は提出法案を最小限に絞りこんで憲法改正を実現するための国民投票法の改正を狙っています。皆さん、自民党が提案している憲法改正4項目をご存知ですか」と呼びかけ、「参議院の合区の解決、教育の無償化など耳障りのいいことを言っていますが、これは憲法を変えなくても公職選挙法の改正や財源確保で行えます。一番行いたいのは憲法9条に自衛隊を明記すること。その結果なにが起こるか。自衛隊が海外の紛争地域に行って『平和監視』と言いながら戦闘に参加する、これまで禁止されていた武力行使を行う可能性が高くなる、国会のコントロールを越えた行動をする可能性が強くなるということです」と自民党の改正項目の危険性を指摘しました。「私の父は広島で被爆した。私は被爆二世として被爆者の体験の聞き取りをするなかで、憲法9条を大切にする多くの想いをうかがってきた。だから皆さんにも憲法について少しでも考える機会を持って欲しい。臨時国会にそうした想いで取り組んでいく」と決意を語りました。

aruta1.jpg