部落差別が生んだ冤罪事件と言われる「狭山事件」の再審を求める市民集会が、31日午後、日比谷野外音楽堂で開催され、立憲民主党からは衆院法務委員会の高木錬太郎、松田功両議員、江崎孝参院議員が出席しました。

 無期懲役判決を受けた石川一雄さんの無実を訴え続けている弁護団は、40年以上にわたって再審請求を行い、第3次再審請求では石川さんの無実を示す証拠を200点以上も提出していますが、鑑定人尋問などの事実調べはこれまで1度も行われず、再審請求は棄却され続けています。

 本集会では、再審請求における検察官手持ち証拠の弁護側への開示の保障や再審開始決定に対する検察官の抗告の禁止など、冤罪をなくす視点に立った法制度の確立、再審法(刑事訴訟法)の改正が要求されました。

 主催者を代表してあいさつに立った組坂繁之・部落解放同盟中央本部委員長は、「なんとか議論を高めながら再審を勝ち取りたい。正義の戦いを続ければ、必ず多くの人たちの支援を得られると確信している」と訴えました。

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 立憲民主党を代表してあいさつした高木議員は、「今の内閣では、人権擁護が疑わしい。石川さんのような冤罪が生まれることのない法整備を、しっかりと進めたい」と述べました。

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これからも忍耐強く闘う決意を語る石川一雄さん(左)と、妻の早智子さん
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石川一雄さんが本集会のために詠んだ一句