日本私鉄労働組合総連合会(私鉄総連)の春闘方針を決定する第3回拡大中央委員会が4日午前に都内で開催され、立憲民主党から枝野幸男代表、福山哲郎幹事長、森屋隆参院議員が出席しあいさつしました。田野辺耕一中央執行委員長は前日に234名が参加した交通政策要求実現中央行動をもとに、今後の各地域での自治体議員と連携した取り組みを求めました。国交省に緊急要請を行った新型コロナウイルス肺炎対策については、国内で人から人への感染がみられバスや関連病院の職場で組合員がリスクと向き合っており、一刻も早い収束にむけて政府の一層の取り組みを望むと述べました。さらに米国とイラクが緊張激化するなか中東に自衛隊が派遣され、安倍総理が9条改憲に言及している事態を厳しく批判し、私鉄総連の平和の取り組みをさらに強化したいと訴えました。2020春闘について「定昇2.0%プラスとベア分7900円の月例賃金引上げに徹底的にこだわって回答を引き出す。今春闘も継続した賃上げを勝ち取るために全組合員の団結で私鉄春闘を構築しよう」と呼びかけました。

 枝野代表は「昨年参院に送っていただいた森屋参院議員が皆さんの声を地域から国内に届けていただいていることに改めて感謝する。組織内議員の辻元清美衆院議員も予算委員会の現場で力を発揮していただいている。安倍政権がとんでもないことは多くの国民・有権者が気付いている。安倍政権を変えたらどんな社会ができるのか、そのことを伝えることが大事になっている。代表質問で安倍政権の次の政権のビジョンとして、競争万能の社会でなく『豊かさを分かち合う社会』、少子高齢化のなかで老後や子育てなど厳しい時に『支え合う安心を作っていく社会』、競争と自己責任だけを求める官から民への小さな政府でなく『責任ある充実した政府』の3つを訴えさせていただいた。皆さんが支えておられる地域交通、公共交通を充実させるために、政権選択選挙となる今年、立憲民主党とともに戦う候補者を小選挙区で勝たせていただきたい」と訴えました。政策推進私鉄国会議員懇談会の代表幹事である福山幹事長は「今国会には交通バリアフリー法案、道路運送法改正案、地域公共交通活性化法案などが出てくる。審議のなかで森屋さんを先頭に皆さんの声を伝えていきたい。人材不足の解消やライドシェアの禁止、地域公共交通の活性化に向けて頑張っていく」と挨拶しました。昨年の参院選で当選した森屋隆参院議員は支援に感謝を述べるともにバス部門の交渉内容を紹介し「オリンピックが目前だがバスの現場をどうするか何も知らされていない。地方の公共交通インフラを守るには予算が足りない。これまで労使で努力してきた上でこれ以上の生産性向上とはどういうことか。国土交通委員会の法案審議、一般質問のなかでこうした問題を取り上げ、現場の力となれるよう頑張っていく」と決意を語りました。

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