「北方領土の日」にあたる7日、「令和2年北方領土返還要求全国大会」が都内で開催され、立憲民主党からは佐々木隆博副代表が出席しました。

 第1部では、北方領土問題学識者の石川一洋さん、北の海の動物センター理事の本間浩昭さん、元島民国後島3世の西田裕希さんが北方領土の自然の魅力を紹介しました。

 第2部の式典では、安倍総理大臣、河野外務大臣、‪衛藤沖縄北方担当大臣のほか、元島民、若者、北方領土隣接地、労働組合、婦人会などの代表が、北方領土返還に対する思いを語りました。

 大会実行委員長の福永晃仁さんは、「1855年2月7日に調印された『日魯通好条約(日露通好条約)』により、ウルップ島以北はロシア領に、択捉島以南は日本の領土となることで合意された。この歴史を重んじ、北方四島が平和と友好裡にわが国に返還され、日露両国間に平和条約が締結されて真の平和と信頼関係が構築されることを念じ、1981年以来本大会を開催してきた。一時は好転の兆しもあったが、近年はひっ迫する国際情勢が続き、そのうねりに飲み込まれかねない。改めて政府には日露交渉の加速を切に願う」とあいさつしました。

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 元島民の高岡唯一さんは、馬にまたがり銃を持ってやってきたロシア兵に家を追われた時の恐怖と屈辱を振り返り、今後も記憶が風化しないよう語り続ける決意を表明しました。

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 大学生の花坂大輝さんは、「ビザなし交流で国後島を訪れた際、若者の多さに衝撃を受けた。島を心から愛し、日本とロシアの両方を理解しながら成長する彼らが島の未来を担ったときに、領土問題を前進させることができると確信した。『故郷を取り戻す、国のプライドを守る、資源を確保する』ことが返還運動の目的だと思っていたが、深くかかわるほど『人のため』という目的を根本に据えるようになった」と語りました。

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 大会の締めくくりに、北方四島返還実現を目的に、政・官・民のさらなる団結を深める決意表明などを盛り込んだアピール文が採択されました。