NTT労働組合の第25回中央委員会が13日午前都内で開催され、立憲民主党を代表して福山哲郎幹事長があいさつしました。喜井広明中央執行委員長は昨年来の自然災害や新型ウイルスの脅威に触れたうえで2020年以降の活動重点として「ひとつは平和運動の強化。民意を無視した辺野古基地建設問題、核軍縮に向けた日本の役割、憲法9条改正の動きに対して『創り育てる平和』の運動強化が必要だ」と述べ、さらに「自然災害に対する認識・対応と環境問題。災害で学んだ教訓を『風化させず』『備える』『命を守る』行動が有効だ。COP3からパリ協定、COP25と連なる気候変動に対して地球市民として地球の未来を考えなければならない」と問題提起しました。そして「三つ目は人権課題。戦争は最大の人権破壊であり、職場の各種ハラスメントをはじめ人種差別・ヘイトスピーチ、幼児・児童虐待など人権を軽んじる現状に対し、人権を守り差別を撤廃する取り組み強化をする」として、NTT労組の前身である全電通の「平和・人権・環境」運動を受け継ぎ、社会市民としてリーダーシップを発揮した取り組みを進めようと訴えました。2020春季生活闘争については(1)すべての組合員に対する処遇改善・底上げ、(2)60歳超フルタイム雇用者への賃金引き上げ、(3)ストライキ批准一票投票を通じた闘争体制の確立を提案しました。最後に追加議案として次期総選挙に田嶋要、岡本章子両衆院議員の組織内候補としての擁立を提案し、満場一致での決定を呼び掛けました。

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 野党幹事長会談の終了後に駆け付けた福山哲郎幹事長は「急きょ開催した野党幹事長会談で、昨日の総理のヤジと(衆院)予算委員長の偏った議事運営、総理補佐官の公私混同した出張など国会対策を協議してきた」と緊迫した国会情勢を報告。そのうえで立憲民主党結党時からの支援に感謝し「結党時に私たちは『まっとうな政治』を取り戻したいといった。しかし今、日本の政治は崩れ溶けつつある。昨日、役所にレクを要請したら資料が2種類あった。国会のなかで何が隠され何が虚偽答弁かわかならくなってくる。官僚の幹部だけでなく、若いキャリアにまで資料を出さない、ごまかすことが浸透している。こんなことを許したら、本当に大事な時にも嘘をつく政権が続いてしまう。公文書の管理も国会で嘘の答弁をしないことも民主主義の大事な装置だ。NTTの皆さんが情報通信という装置を仕事とされているのと同様に、国が成り立つための装置が国会であり、公文書管理であり、嘘をつかない答弁だ。まっとうな政治を取り戻すといって皆さんにお救いいただいた立憲民主党は、こんな政治を終わらせるために政権を目指したい。そのためには排除されたわれわれが第一党だと居丈高にふるまっていたらどの党もついてきていただけない。そのために昨年秋に共同会派をお願いし、年末に共に戦おうと申し上げた。8合目、9合目まで行ったが、お互いの立場・事情があり決められなかった。だからこそ、これからも引き続き、我々の立場も守りながら、選挙に向けて大同団結できるよう努力していく」と述べました。昨年の参院選での支援に御礼を述べたうえで「次は衆院選挙。それぞれの地域でお力添えをいたくことをお願いし、春闘で大きな成果をあげられることを心から祈念する」と訴えました。組織内候補としての擁立決定の一票投票を控えた田嶋要、岡本章子両衆院議員と協力議員の山井和則衆院議員、組織内議員として昨年の参院選で3選した吉川沙織参院議員、準組織内候補として再選した森本真治参院議員、組織内議員の石橋通宏参院議員も登壇しあいさつしました。

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