長崎で生まれ育った私は、当たり前に平和教育を受けてきました。8月9日は登校日で平和学習があり、それが長崎だけのことだと大人になって知りました。原爆がいかに非人道的な兵器であり、多くの市民の尊い命が無差別に奪われてしまったのか、被爆された方から当時のお話を直接伺う機会が、どれほど貴重なことだったでしょう。今、強い危機感を感じているのは被爆者の方々の平均年齢が80代後半になり、次の世代へ語り継ぐ人材が年々少なくなっていることです。決して風化させてはいけません。そのためにも、被爆地に限らず全国一律で平和教育に力を入れて取り組むべきです。
長崎を代表し国会で働く者として、「核兵器の共有」に強く反対します。そして、唯一の被爆国として一刻も早い「核兵器禁止条約への参加」を強く求めます。また、今なお国から十分な救済を得られていない被爆者の皆さまの声を国政で上げ続けていきます。