東日本大震災から12年を迎えるにあたり、各地で防災に取り組む自治体議員から、それぞれの場所・立場での発災当時の思いや取り組み、その後の現在に至る復興と防災への取り組みついて、寄稿してもらいました。
2011年3月11日に発生した「東日本大震災」当時、震災死者を悼んで日本中が喪に服し、被災者に寄り添うという事で、社会活動の全般で自粛が続きました。
ちょうど「2011統一地方自治体選」本番直前の時期で、私も直前の活動をしていました。街頭での活動は自粛する半面、震災支援の横断幕をつくり、募金活動に切り替えました。
被災地に思いを馳せると、「(選挙中も)選挙活動なんかやってていいのだろうか」と思え、今思い出しても、本当につらく、悲しく、いたたまれない時間でした。
選挙後、5月には被災地のボランティア活動に参加しました。その後、幾度も被災地に入り、現地視察も行いましたが、行くたびに被災地の復旧、復興が進む地域もありました。
しかしながら、「東日本大震災」を忘れてはなりません。震災の怖さを風化させてもいけません。私は毎年、3月11日に「3.11東日本大震災を忘れない」という街頭活動を行っています。
大震災の被害、教訓を後世に伝えるためにも、今年も実施します。