立憲民主党は6月13日国会内で、「マイナ保険証」に関する国対ヒアリングを開催し、「マイナ保険証」導入に向けて発生している問題点について、デジタル庁、厚生労働省、総務省の各担当者よりヒアリングを行いました。
参加した議員から、「マイナ保険証の誤登録件数」「10割負担問題」「誤投薬、誤治療のリスク」「資格確認書について」「マイナ保険証の誤登録」「誤入力による年金情報の閲覧問題」「公金受取口座誤入力」「人口10万人あたり5千件の資格確認業務が発生する可能性」など、多くの懸念や指摘、質問がなされました。
関係省庁の担当者は、「現状を踏まえ、医療関係者と調整している」「信頼回復に努め、現在総点検をしている」「現場で確認しながら、誤りのないように進めていく」などと答えましたが、問題の解決になるような答弁には至りませんでした。
そして、質問した議員からは口々に、「このままでは利用者の不安、自治体の負担が大きくなる一方だ。問題の解決や解消のめどがつかないのであれば、一度立ち止まり現行の保険証を存続させ、信頼に足るシステムを構築してから進めるべきだ」などの要望が出されました。