理学療法士として、子育て世代として、現場の声を届けたいと日々地元で活動する、あずまかつや総支部長に、なぜ政治家を目指したのか、実現したい政策は何かなど、寄稿してもらいました。

■私、あずまかつやが政治を目指すことになったきっかけは2つあります。

 1つ目は、理学療法士としての経験に基づきます。理学療法士として、介護・障害福祉の分野で20年働いて、国がつくる制度に振り回されるのは、いつも事業所、利用者、家族だと感じました。介護保険・障害福祉サービスの制度づくりに現場の声が届いていないことを痛感し、実際に関わったことがある当事者が国政に声を届けなければならないと考えました。

 2つ目は、子ども4人の父親としての思いです。長らく「少子化対策を行う」と言われてきましたが、何も変わらないどころか、ますます少子化が進んでいます。挙げ句の果てに、子どもの医療費補助や給食費・教育費無償化など子育て支援は、住んでいる地域により格差が出てきています。本来なら日本のどこに住んでいても、国が全国一律で行うべき施策です。子育てをする当事者として、これらを成し遂げたいです。

■相談しやすい身近な政治家になる!

 「安心して働き、安心して子育てをし、安心して老後を迎える」、これを政治の力で当たり前にしていくべきなのですが、私が思いを持って変えていきたいと考えている介護・障害福祉・子育て世代は、「どうせ何も変わらない」とほとんど諦めているため、政治の動向を気にもしていません。できるだけ多くの介護・障害福祉事業所の声を聞くこと。また子育て世代に会い、政治に興味を持ってもらうこと。「身近にある政治」「寄り添う政治」をモットーに、身近で気軽に相談できる政治家を目指します。

タウンミーティングで市民と意見交換会

■「政権交代があるかもしれない」が政策を実現するカギに

 介護・福祉分野では具体的に「介護・障害福祉の報酬単価を引き上げる」「健康寿命の延伸」などの政策を実現したいのですが、政策を実現させるには野党では難しいこともあります。国民が政治への関心を高めるには「政権交代があるかもしれない」という期待感は必須です。こうした流れを大きな契機に、より良い政策の積み上げに一段と力を入れます。

■現職は強敵

 広島3区の現職は公明党・国土交通大臣です。大きな象を倒すのは小さなアリです。支援者とともに、小さな活動を一歩ずつ進めていきます。