泉健太代表と岡田克也幹事長は10月31日、ドイツから来日中のカーステン・リンネマン キリスト教民主同盟(CDU)幹事長と経済政策について意見交換を行いました。クレーメンス・フォン・ゲッツェ駐日ドイツ大使が同席されました。党側は国際局長の源馬謙太郎衆院議員と国際局副局長の鈴木庸介衆院議員が同席しました。

 冒頭、リンネマン幹事長は、「メルケル政権が2021年に終わり下野してから、党の建て直しに取り組み、現在綱領を改訂している」等、改めて政権獲得を目指す野党第1党としての取組みを説明しました。また、「(野党第1党として)同じ立場のみなさんと、エネルギー政策、移民政策、産業政策について意見交換したい」と述べました。

 泉代表は冒頭、「幼少の頃のドイツはコール首相(CDU)だったが、近い将来、リンネマン首相が誕生することを期待したい」とリンネマン幹事長の訪日に歓迎の意を示しました。また、「日本とドイツは自動車産業や脱原発など共通の課題がある」と述べました。

 岡田幹事長は、フォルカー・カウダー元院内総務と10回以上会談したと紹介し、リンネマン幹事長にぜひ今後も毎年来日するよう呼びかけました。

 意見交換では、移民政策、エネルギー政策、政権の枠組みのあり方について、日本とドイツ両国の事情を紹介しつつ会談しました。

20231031_110053加工 .JPG