立憲民主党栃木県連設立大会・衆院選総選挙必勝集会が27日、栃木県宇都宮市で開かれ、会場には党員ら約250人が参集。党本部からは江田憲司代表代行が出席しました。

 県連代表に選出された福田昭夫衆院議員(栃木県2区)は、「右でも左でもなく、前へ。枝野代表とともに、国民、県民の皆さんの命と暮らしを守る、支え合う社会の実現に向けがんばっていきたい」とあいさつしました。江田代表代行は、「自民党に代わる政権構想を打ち出していくことで、必ずや政権交代への道が拓ける。菅政権は国会を開かず政策論争から逃げている。(菅政権の)強権体質、強行突破の姿勢をあぶり出していく」などと新政権へ臨む決意を表明。いま最も必要なのは経済対策と地域分散型社会の実現だとして、「そのために大きなかたまりとなって、戦っていこう」と呼びかけました。その後、渡邉典喜1区総支部長、伊賀央3区総支部長、藤岡隆雄4区総支部長がぞれぞれ総選挙への決意を表明。藤岡4区総支部長は、「地域を一軒一軒回ると、テナントの空きや、いつの間にか更地になってしまった土地が目立つ。コロナ禍のなかで苦しくなっている地域の実態が見えてくる。菅政権は必要な対策を取っていない。政権に代わる選択肢となる」と気勢を上げました。

 大会では、県連設立宣言のほか、規約案、役員案、活動計画2020案などを了承しました。終了後、江田代表代行は連合栃木役員との懇談会に出席、「こうして直接お話を伺うことで、相互理解を進めるという意味で今回のような機会は重要だ。虚心坦懐に皆さんの声をお聞きしていきたい」などと述べ、出席者と意見交換しました。

団結を誓って「勝つぞ!」コール