参院の立憲民主党・社民党会派は2日午後、国会内で議員総会を開きました。

 難波奨二・議員会長選挙管理委員会委員長は1日に立候補を受け付け、立憲民主党の水岡俊一参院議員のほかに立候補の届け出はなく、無投票で水岡氏が会長に当選したと報告。水岡議員の会長就任が拍手をもって承認されました。

 水岡参院議員会長は長浜博行前会長をはじめ役員に「さまざまな状況の中でご努力をいただき、ご苦労をおかけしました」と謝辞を述べました。

 就任のあいさつで、「いくら勤勉であってもいくら努力をしても、うまくいかない時があるということを私たちは学んできた。機が熟していないというようなことにも、私たちは立ち向かっていかなければいけない。過去に学び、今日のために生きて、新しい未来に希望を抱いていくということが、今の日本にも、今の国民にも、今の私たちにも必要なのではないかと思う中で、新しい風も必要だと考えた。選手交代をお許しいただき、新しいメンバーで頑張っていきたい。明るく希望をもちながら、みんなで力をあわせていきたい。みなさん、お力を貸してください」と所属議員らに呼びかけました。

 水岡会長が幹事長に羽田雄一郎議員、国対委員長に難波奨二議員を選任する役員人事案を発表し、承認されました。

 議員総会終了後の記者会見で、水岡議員会長は「新生立憲民主党として、みんなで力を合わせていける体制をつくっていくことが先決。色々な意見や活躍の場をつくっていけるような党運営をしていきたい。その上で会派が大きくなれるようにチャンスを求めていきたい」と抱負を語りました。