福山哲郎幹事長らは29日、国会内で日本教職員組合より「子どもたちのゆたかな教育環境をつくる教職員定数改善と教育予算拡充のための要請書」を受け取り、意見交換を行いました。
瀧本司書記長は冒頭のあいさつで、「枝野代表には代表質問の中でも少人数学級について言及していただくなど、日頃より立憲民主党が教育について多大なる理解を示していることに感謝する」と謝辞を述べました。そして「今日の要請の趣旨は大きく分けて2点。1点目は今国会で公務員の給与法が審議にかかる。その成立にぜひ協力してほしい。2点目はこのコロナ禍で少人数学級の重要性がさらに浮き彫りになった。日教組としてはこれを機にぜひ少人数学級を実現させたい」と述べ、参加者に理解と協力を求めました。
これを受け福山幹事長からは「この間の教職員の皆さまの心身にわたる負担、お察しする。感染拡大防止のためにも少人数学級のほうが安心だし、きめ細やかなメッセージを子どもたちに送ることができる。われわれも文部科学省との交渉や国会での審議を通じて予算措置を求め、子どもたちのために実現に向けて頑張ることをお約束する」とあいさつしました。
要請には福山幹事長のほか、近藤昭一・企業・団体交流委員長、斎藤嘉隆文部科学部門長ら、総勢25名の国会議員が出席し、活発な意見交換が行われました。