立憲民主党の福山哲郎幹事長、泉健太政務調査会長をはじめ所属議員は6日午前、連合から2021年度予算編成等に関する政策要請を受け、意見交換を行ないました。
冒頭、相原康伸連合事務局長は、「これまで福山幹事長、泉政調会長と共有する社会像や理念を確認させていただいた。本日は2021年度予算編成等に関するさまざまな政策について共有させていただきたい。連合としては、年の瀬に向けて、雇用をどうするかが最大のテーマとなっている。これらについても立憲民主党に一段の対応をお願いしたい。米国大統領選挙のさまざまなニュースが報道されている。大国における民主主義のありようを見るにつけ、日本もしっかりとしなくてはいけないと思う。国や政府においては国民の信頼を勝ち得るような説明がなされなければならない。国民が働くうえで、生活をするうえで、税を払ううえで、国や政府に対する国民の信頼は何よりも重要。立憲民主党の国会論戦に大いに期待し、連合としても全力で後押しをしていきたい」とあいさつをしました。
これに応えて福山幹事長は、「9月15日の新立憲民主党の結党の以前から、相原事務局長をはじめご指導をいただき心から感謝を申し上げたい。衆参あわせて151名の国会議員でスタートさせていただいた。連合のみなさんと確認させていただいた「国民のいのちと生活を守るニューノーマルを作る」という共有する理念に基づいて、我々としては政策を組み立てていきたい。また、連合として立憲民主党の支援を決めていただき、お礼を申し上げたい。国会が始まり、本会議、予算委員会が一巡した。菅内閣は本当に国民のために働く内閣なのか、疑問が生じている。枝野代表を中心に、国対で役割分担しながら、質問させていただく。コロナの問題、雇用調整助成金の延長をはじめ、雇用をどう守っていくか、政府・与党に建設的に意見を申し上げ、政府をチェックしていきたい」とあいさつをしました。
井村和夫総合政策推進局長より、2021年度予算編成等に関する要請書の概要について説明を受けた後、参加議員と意見交換が行われました。
最後に、泉政調会長は連合幹部らに謝辞を述べ、「コロナの厳しい状況において、新立憲民主党は議員の厚みも増し、みなさんの要望に応えていける体制となった。今後とも協力してがんばっていきたい」とあいさつをしました。