11月15日、立憲民主党奈良県総支部連合会結成大会が奈良市で開催され、党本部から平野博文代表代行が出席しました。
大会では、旧立憲民主党奈良県連幹事長の高柳忠夫元奈良県議会議員のあいさつ、旧国民民主党奈良県連代表の藤野良次奈良県議会議員からあいさつと新県連設立に至る経過報告がおこなわれ、続けて県連規約案とともに馬淵澄夫衆議院議員を新代表と選任することについて提案がなされ、ともに承認されました。
馬淵新代表は就任あいさつで「無所属で浪人をしながら県民の皆さま方、全国の皆さま方に再び今の政権に代わり得る選択肢をお示ししなければならない。その責任は全て私たちにあり、私たち自身がまとまり一つに力を結集する努力をしなければならないと思ってきた」「私も昨年2月に繰り上げ当選で再び国会に戻ることができた。通常国会最終盤には国民民主党に入党し、私自身がお役に立てないかと両党の合流に向けて少なからず汗をかかせていただいた。そして、ようやく奈良県においても両党の結集、新立憲民主党県連が設立の運びとなった。このことを私たちは糧として、一つの節として強く大きく飛躍をしていかないといけないと思っている」「1年前に命を失うかもしれない大事故に遭ったが奇跡的に助かった。新しい命、残された人生は全て、新立憲民主党が再び皆さんに政権を担える政党だと信頼をいただけるよう、選択肢をつくりあげることに尽くしてまいりたい」と新代表としての抱負を述べました。
続けて、馬淵新代表から新県連の活動方針案とともに、代表代行に高柳元奈良県議会議員、幹事長に藤野奈良県議会議員、幹事長代理に柿本元気奈良市議会議員、選対委員長に猪奥美里奈良県議会議員(奈良県第2区総支部長)などとする県連役員案が提案され、承認されました。
次に、党本部を代表してあいさつ立った平野代表代行は、「3年前の衆議院選挙以来、今の野党の多弱な状態が安倍政権を長期に持続させ今日まで歯痒い思いをしてきた。やはり大きな固まりになって国民に安倍政権・菅政権ではだめなんだと、大きく日本を変えていくためには大きな大義のもとに政権を変えていかなければならないという思いで協議を重ねてきた」と語りました。その上で、「衆議院の任期満了まで1年を切った。党本部としては、(解散総選挙が)いつあってもおかしくないことを前提に準備を進めている。国民の皆さんに現政権ではだめなんだと言う以上は過半数を超えて候補者を擁立していくという方針がなければ政権は取れない」「しっかりと理念と国民の皆さんに理解されるような具体的な基本政策を掲げ活動をしていくことをお約束申し上げたい」と次期衆議院選挙に向けた決意を示しました。
大会には所属議員や支援団体関係者など約50名が参加、司会を樋口清二郎奈良市議会議員、議長を猪奥奈良県議会議員(奈良県第2区総支部長)がつとめました。