立憲民主党愛知県総支部連合会は21日、名古屋市で設立大会を開催しました。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、党員、サポーター、パートナーズの皆さんにはウェブ配信での参加をお願いし、地元選出の国会議員、地方議員らは会場に集まりました。愛知県連は国会議員、地方議員60人体制での発足となりました。

斎藤嘉隆愛知県連代表

 県連代表に就任した斎藤嘉隆参院議員は、「自由と多様性を重視し、県民の声に寄り添い、真に信頼される県連をつくっていく。次期衆院選においての争点は、自己責任を強調し、規制改革、新自由主義的な考えのもとで、強い者が政権を運営していくのが良いのか、人権を尊重し、共に生きる社会をみんなでつくっていく、人を大切にする政党との戦い。次の衆院選で全員が議席を得て、愛知から政権に対峙する大きな流れをつくっていきたい」と抱負を語りました。

泉健太政務調査会長

 党本部を代表して出席した泉健太政務調査会長はあいさつで「国民のために、県民のための政治を行わなければならない。コロナ禍において来るべき支援が届かず、大変苦労されている方がいらっしゃる中で、党のコロナ対策本部では(1)感染防止対策最優先(2)生活と事業を守る──を柱とするコロナ緊急対策をとりまとめた」と党の取り組みを紹介しました。
 また、「現在、党内で議論している基本政策は選挙政策とは別のもの。基本政策は骨格であり、選挙の際、政策INDEXには詳細な政策を書かせていただく。立憲民主党は、(立ち位置が)ど真ん中の政党で国民の大多数の期待に応える政党だ。わが国の成長と雇用の受け皿となる分野として、ライフ、グリーン等に力を入れていく。愛知県こそが立憲民主党のモデルである。皆さんには先頭を走っていただき全国の皆さんを引っ張って行っていただきたい」と語りました。

 連合愛知の佐々木龍也会長からは「愛知県連の皆さんが一つでも多くの議席を獲るのだという気概を持つことが必要だ。野党第一党の存在感を示してほしい」と連帯の挨拶をいただきました。
 その後、役員人事が承認され、幹事長に選出された塚本久県議会議員が「衆院選において全員当選させるために力を合わせてがんばっていこう」と決意表明し、大会は閉会しました。

演壇であいさつする塚本久愛知県連幹事長(中央)