立憲民主党青年局(局長=近藤和也衆院議員)は12日、新党発足後初めての会議となった「青年局キックオフ大会」をオンラインで開催しました。

 冒頭のあいさつで近藤局長は「青年局は旧来の民主党系でありがちだった国会議員主導の型から、地方自治体議員と共に牽引する組織となり、党内で先鞭をつける。また、私たちはこの数年の艱難辛苦を乗り越え、この新生立憲民主党に集結したことから、旧立憲民主党、旧国民民主党などの表現をなくし、新生立憲民主党の思いをメンバーで共有したい」と力強く語りました。

 その後、役員紹介、旧党での取り組みの紹介、活動理念・方針についての確認、部会長、ブロック長からの活動・事業案の紹介などを行い、終了しました。

 続いて、第2部として「どこでも!?おしゃべり会議オンライン」と題した集会を開催しました。これまでは一堂に会して行っていましたが、コロナ禍の影響で初めてオンラインで開催することになりました。
 福山哲郎幹事長、菅直人最高顧問、近藤和也青年局長をはじめとする国会議員、青年局所属の地方議員、総支部長、高校生、大学生を中心とした若者など約100人が参加し、グループに分かれて気軽におしゃべりをする感覚で意見交換しました。
 おしゃべりタイム1では「若者からの日常生活の愚痴」をテーマにしました。意見を聴いてみると「オンライン授業なのに施設使用を払わせるのか謎」「資格試験の受験料が高い」「卒業旅行に海外旅行を計画していたのに国内になってしまう」「東京などの大都市にいる学生は地元に帰省することができない」「イベントなどが無くなったため、空き時間を利用した不定期バイトのほとんどが無くなった」「成人式の縮小やその後の同窓会が中止となった」など、コロナ禍での学生生活を苦慮する意見が多く出ました。
 また、「米軍基地の飛行機の騒音がひどい」「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)が広まったのは若者のせいにされることがあるが、若者はルールを守っている」「COVID-19対策について政府は何をしたいのか分からない。普段納められている税金がこの対策にしっかり使われているのか疑問である」という怒りの意見もありました。
 おしゃべりタイム2では「政治家からの悩み相談」をテーマにしました。「若者の声を聴きにくい。そもそも繋がりを持つことが難しい」「SNS等に疎く、若者についていけていない」「悩みを人に明かせないことが悩みである」「高齢化が進みすぎて選挙スタッフが見つけられない」「SNSで自分の考えをアップするとひどい誹謗中傷やおかしな画像が送られてくる」「教育と政治のバランスが取れていない面があり、政治家が教育の現場に顔を出すことにより、圧力をかけられてしまう事がある」など自身の議員活動に関する切実な悩みも聞かれました。
 おしゃべりタイム3では「若者からの提案」をテーマとし、政治家、政党に対しての意見を伺いました。「社会の少数派への配慮が足りない。昔ながらのレールに沿った生き方を良いという考えもあるが、レールを外れても生きやすい人生の選択肢があってもいいのではないか」「テレビ報道では一部偏重傾向があるが、ネットの世界ではそれほどではないと考える。SNSを最大限活用し、脱政治を防ぐべきである」「SNSを活用し、若者と政治家を簡単につながる環境を整えて欲しい」「政局対立ではなく政策で戦って欲しい。特に社会保障問題であり、また、その保障を受ける時のプロセスを簡単にして欲しい」「若者が政治や宗教について友人を話すことに対し怖さを感じる。こういった垣根を越える環境が欲しい」などの意見が出ました。
 3つのテーマを通じ福山幹事長は「今回のおしゃべり会議を通じ、われわれ政治家では気がついていない問題点を気づかせてくれた。更には、実現したい意見も聞いたので、今後の立憲民主党の活動に注目して欲しい」と語りました。
 最後に菅直人最高顧問が「若い人には世界を変える力がある。自分たちでは中々変えられないと思うのではなく、自分たちで世界を変えるんだという気持ちを強く持って欲しい」と参加した若者にエールを送りました。