党「つながる本部」(本部長・枝野幸男代表)は12日夕、第2回役員会を開催しました。

 オンラインで参加した枝野代表は冒頭のあいさつで、つながる本部では昨年、11月30日に障がい者・難病PTと連携して開催した「障がい者・難病の関係者団体のヒアリング」、12月16日に子ども・子育てPTと共同で行った、いじめや虐待、貧困など、子どもたちの問題を描いた映画『子どもたちをよろしく』の党内上映会などの取り組みを重ねてきたと振り返りました。

 また、たいへんな状況にある国民生活の立て直しに向け、現場の実情を踏まえた活動を行うため、地域との連携強化に向けて各都道府県につながる本部長を置くことを第1回役員会で決定し全国に呼びかけた結果、「都道府県連つながる本部長」の選任がほぼ整ったことに言及しました。

 COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響について「年末年始をはさんで感染の爆発といっていい状態にある」との見方を示し、「医療の崩壊、事業者も国民の皆さんの生活も無茶苦茶な状態になっています。現場の声を受け止めていくことがさらに重要になっていると思います。都道府県のつながる本部との連携、またNPOの皆さんとの連携、さらには足元での新型感染症の影響を受けている現場と連携し、それぞれの声とどうつながっていくかが重要です」と述べ、現場の声を受け止め取り組みを強化していく考えを示しました。

 役員会では全国の「都道府県連つながる本部長」の役員構成が報告され、今後、全国つながる本部長会議を開催していくことが了承されました。

 また、各省庁における2021年度NPO関連予算について省庁担当者から直接説明を受け、質疑するヒアリングを2月17日に企業団体交流委員会と共同で開催すること等も了承されました。

左から宮沢由佳・つながる本部事務局長、逢坂誠二・同本部事務総長、辻元清美・同本部代表代行。田名部匡代・同本部副本部長はZoomで参加