立憲民主党は19日、第12回常任幹事会を開催しました。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)予防のためオンラインでおこないました。
冒頭、枝野幸男代表は「いま私たちの国は、多くの国民の命と暮らしが大変な危機の状態にあると私たちは思っているが、どうもその危機感が総理には共有されていないと感じざるを得ない施政方針であった」と述べました。
立憲民主党をはじめ野党が昨日、すでに「コロナ対応医療従事者等慰労金法案」を提出したことに触れ、「明日からいよいよ代表質問が始まり、論戦を挑んでいくことになる。それぞれの地域でそれぞれの暮らしの現場から、皆さんがしっかりと受け止めていただいた声を国会論戦でぶつけていく。しかも、こうした危機的状況なので、できるだけ早くそれを実現させていくために全力をあげていきたい。党が一体となって、しっかり対応できるのは立憲民主党であるということを多くの皆さんにお伝えできるような国会にしていきたい」と決意を示しました。
【報告・承認事項】
<幹事長>
1月13日の社会民主党との党首会談、党役員の選任、両院議員総会、都道県連代議員・総支部長会議の開催、2021年の都道府県連交付金の取扱いについて報告がありました。
<国会対策委員長>
通常国会序盤の焦点、対応について報告があり、緊張感をもって、会派が結束して対応していく考えが示されました。
<政務調査会長>
COVID-19対策の議員立法として、1月18日に「コロナ対応医療従事者医療金法案」を提出し、近く「子どもの貧困給付金法案」を提出予定であるとの報告がありました。政府の新型インフルエンザ対策特措法改正案、検疫法改正案等の論点、第3次補正予算の組み替えの検討状況等について報告がありました。
<選挙対策委員長>
選挙に関する以下の報告があり、承認されました。
〇首長選挙の結果について
▼沖縄県宮古島市長選挙(1/17投開票)
座喜味 一幸(当選・15,757票/推薦・1期目)
下地 敏彦 (落選・12,975票/現職・3期)
○地方自治体議員選挙における候補者の公認
▼北海道上砂川町議会議員選挙(2/7投開票)定数9
藏根 高史(新人・61歳/デイサービス相談員)
〇首長選挙における候補者の推薦の取り消しについて
▼埼玉県川越市長選挙(1/24投開票)
川合 善明(現職3期・70歳/川越市長)
<組織委員長>
○衆院小選挙区総支部の設立を承認
1総支部の設立により累計203総支部(現職109、非現職94)
○地方自治体議員の入党・離党を承認
今回入党24人により、合計1,116人
〇行政区支部の設立
2支部の設立を承認
企業・団体交流委員長
企業・団体委員会次長3人の追加就任、各種団体とのオンライン意見交換、2月17日につながる本部と共催でNPO関連予算のオンラインヒアリングの開催を予定しているとの報告がありました。
【協議・議決事項】
<幹事長>
党大会の議案となる2021年度活動計画案、2020年度決算(仮)・2021年度予算(骨格)案の説明があり、党大会に先立ち両院議員総会、及び都道府県連代議員・総支部長会議をオンライン形式で開催し、これらの議案について協議することの提起があり、承認しました。
また、つながる本部から、2月に各都道府県連のつながる本部担当者の会議、NPO関連予算のオンラインヒアリングの開催を予定しているとの報告がありました。