立憲民主党は22日、党大会(31日に開催予定)に先立ち、都道府県連代議員・総支部長会議をオンライン形式で開催しました。
冒頭、枝野幸男代表は「今年は総選挙が間違いなくある年だ。新型感染症で厳しい状況の中、国民の皆さんの命と暮らしを守るためには党派を超えてでもしっかり取り組まなければいけないと思っている。しかし、今の菅政権の危機感のない対応を見ていると、やはりこの政治状況は変えなければいけないと分かった。私自身も多くの皆さんも政府の混乱ぶりを見るにつけ、その思いは強くなっていると思う」とあいさつしました。そして、「選挙は何と言っても日頃からの活動の積み重ねと準備が大事。感染症予防しながらの活動で制約があり、ご苦労をいただいているが、政権を変え、国民の皆さんの命と暮らしを守ることを実現しなければいけない」と訴え、党を挙げて全力で取り組むよう呼びかけました。
安住淳国会対策委員長からは、緊急事態宣言下の国会で、冒頭から第3次補正予算、新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案の審議があり、野党第1党として重要な役割を果たすことが求めらているので、党が一致結束して対応していきたいとの報告がありました。
続いて、福山哲郎哲郎幹事長より2021年都道府県連交付金の取扱い、定期大会の議案となる2021年度活動計画案、2020年度決算(仮)・2021年度予算(骨格)案、党の構成員に関する整理案とそれに伴う規約改正案の説明を受け、意見交換をおこないました。参加者から党員規定、基本政策の決定時期、党の新型コロナウイルス感染症対策、SNSの活用などについて質問や提案があり、執行部から回答しました。また、4月25日に予定されている衆院北海道2区と参院長野選挙区の補欠選挙をはじめ、各地の地方自治体選挙を勝ち抜くために党を上げて取り組むことを確認しました。