市民団体の主催による「共謀罪廃止!秘密保護法廃止!6日行動」が8日午後、国会前で開催され、立憲野党の議員が参加しました。立憲民主党からは杉尾秀哉副幹事長がマイクを握りました。
特定秘密保護法の運用状況を監視する参院情報監視審査会筆頭理事を2年半担ってきた杉尾議員は、「特定秘密は情報監視審査会の求めに応じて原則開示することになっているが、次々と開示しない方向になっていった」と述べました。そして「法制定時に懸念されていた『何が秘密なのかは秘密です』という事態が現実になり、極めて危険な状況にある」との認識を示しました。
最後に杉尾議員は、「菅政権のコロナ失政で国民は厳しい生活を強いられているが、市民と野党の共闘で一日も早く退陣してもらおう」と訴え、あいさつを締めくくりました。