枝野幸男代表は16日、フィリップ・セトン駐日フランス特命全権大使の訪問を受け、日仏両国をめぐる当面の政治課題に関して国会内で懇談しました。

 冒頭枝野代表は、大使の訪問に謝辞を伝えるとともに、「アジアの外交課題に世界のリーダーの一つである貴国がどのように対応されるのか、たいへん関心をもっている。またCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)では、各国が教訓を活かしあって世界全体でこの危機を乗り越えるよう協力していきたい」とあいさつしました。

 セトン大使は、「最大野党である立憲民主党に強い関心をもっている。また、日仏でこれまであまり協力してこなかった分野を含めて協力体制を深めていくことは、両国のみならずヨーロッパやアジア太平洋地域にとって重要。今回の訪問を第一歩として、今後とも枝野代表はじめ立憲民主党のみなさんと情報交換をし、日仏関係をさらに深めるために協力していきたい」などと述べました。

 会談には党国際局の亀井亜紀子局長と、櫻井周、源馬謙太郎各副局長が同席し、内政の諸課題、気候変動、安全保障、多国間主義などに関して意見交換をしました。