平野博文代表代行兼選挙対策委員長は7日、広島県入りし、参院広島選挙区の再選挙(8日告示、25日投開票)に無所属で立候補予定の宮口はるこさんとともに福山市内で開かれた街頭演説会に参加しました。

 平野代表代行は、「女性のアジェンダをしっかり政治の分野に反映をしてもらう、そのための人。子育ての経験のなかから、女性の立場で見たときに感じる社会のひずみを直すことができる人物」だと宮口さんをアピール。一方で、なぜ再選挙をしなければいけないのか、そのことをあらためて認識してほしいと述べ、金権政治からの決別を訴えました。
 また、コロナ禍でもともと弱い立場にあった人たちがさらに厳しい状況に追い込まれていると指摘。「命と暮らしを守る。働く環境を守る」「広島から政治を変えていこう」と訴えました。

 宮口さんは、「ふだん周りのお母さんたちに『政治のこと興味ありますか』と聞いても、育児、炊事、掃除、洗濯。そこに仕事まで加わり、なかなか政治のことまで頭が届かないのがふつうではないか。私も子どもが小さいときはそうだった。こうして大きな声を出す街宣カーすら、『いま子ども寝たんじゃけん、やめて』と思っていた。でも無関心であっても無関係にはならないのが政治だと思った。女性が活躍するにはまだまだ壁が高いと感じている。女性の活躍推進にも力を注いでいきたい」と表明。「小さな声を政治に届けていきたい、そして誰かのために役に立てる政治家になりたい。今回の再選挙は、いまの金権政治はNOだよと、しっかり意思表示をしていただかなくてはならない大事な選挙。選挙に行かずに意思表示をするのではなく、行って気持ちをつたえてほしい」と呼びかけました。
 街頭演説会には、広島県第7区総支部長の佐藤広典さん、岡山県第1区総支部長の原田謙介さんも参加。「ふつうの感覚で社会を見ることができる人でないと、日本の政治をまっとうに戻していくことはできない。皆さんの声で動く政治に変えていこう」などと呼びかけました。