8日、困難を抱える女性支援法検討ワーキングチーム(WT)を開催し、若年女性への支援について、NPO法人BONDプロジェクト代表の橘ジュンさんからお話を伺いました。
昨年1年間のBONDが受けた相談件数は、メールは1万件、電話は約1,500件、面談は約1,000件、LINEの対応件数は約2万件にのぼるとのこと。
自殺念慮や心の状態を訴える相談が多いが、その背景には虐待、障がい、性被害などの問題があること、支援機関や相談窓口では「DV」「障がい」「生活困窮」など分かれているが、それらの問題を複数抱えているケースも多数ある等、問題点の指摘がありました。
BONDからは、
- 配偶者以外からの家庭内暴力の相談も多く、積極的に対応してほしいこと
- 児童相談所と婦人相談の連携等、行政内、行政と民間の連携を強化してほしいこと
- 全国からの相談に対応できるよう広域連携を進めてほしいこと
――等が提案されました。
西村智奈美WT座長は、現場の声をしっかり受け止めて法案に反映していきたいと述べました。