「私自身悩んだことですが、子どもの障がいを診断されてから、母親たちがまずショックを受け、その後にどこに行って相談したらよいのかと悩む。その時に、こういった相談をコーディネートしてくれる公的な機関がない。本当に困りました。まずはこういったことができる機関を作っていきたいと思います」(宮口治子議員)。

 2019年参院選における公選法違反(買収、事前運動)で自民党の河井案里議員が辞職したことを受けて行われた参院広島の再選挙。28日、立憲民主党などの推薦を受けて当選した宮口治子議員が初登院しました。

 宮口議員は初登院の際、記者団からの取材に応じました。以下は、その要旨です。

――初登院の心境をお願い致します

宮口議員「この国会議事堂でバッジをつけて頂いて、本当に緊張もすごくしているのですが、改めてしっかりと頑張っていかないといけない。そのような気持ちでここにおります」

――どのような議員活動をしたいと思いますか

宮口議員「一番初めから『小さな声を届けていける政治家になりたい』という気持ちがありました。そのために役に立たせて頂く、そのような想いでここまで参りました。その想いは変わらずに頑張っていきたいと思います」

――保守が強い広島、投票率が低い中での当選となりました。改めて国民のどのような声が票に託されたと思いますか

宮口議員「やはり『こういう金権政治はやめてほしい』という声を、選挙カーで回る中、皆さんから頂きました。そういったところの説明責任をしっかり果たして頂けるように、さまざまなところで問うていきたいと思います」

――具体的に取り組みたい政策は

宮口議員「私自身悩んだことですが、子どもの障がいを診断されてから、母親たちがまずショックを受け、その後にどこに行って相談したらよいのかと悩む。その時に、こういった相談をコーディネートしてくれる公的な機関がない。本当に困りました。まずはこういったことができる機関を作っていきたいと思います」