市民団体主催の「重要土地調査規制法案」などをテーマとする集会が11日、参院議員会館前で開催され野党各党が出席、屋良朝博衆院議員があいさつを行いました。

　屋良議員は冒頭、「立憲民主党は『重要土地調査規制法案』に反対の立場だ」と述べたうえで、沖縄の米海兵隊による廃棄物の回収・返還や通報活動をおこなっている蝶類研究者の宮城秋乃さんが家宅捜索や事情聴取を受け続けていることについて怒りを込めて報告し、「本来、廃棄物は第1に米軍が処理をする、第2に返還前に防衛省が『支障除去措置』を講じるべきである。（当局の）本当の目的は宮城秋乃さんの活動を封じることだ」と強調しました。

　そして、「『重要土地調査規制法案』の成立前でも沖縄はすでに市民活動などが監視されている」と指摘、「今国会で廃案にしよう」と固い決意を込めてあいさつを締めくくりました。

　立憲民主党からは柚木道義衆院議員も出席し連帯のアピールをしました。