立憲民主党京都府総支部連合会(京都府連)は21日、「ハラスメント防止対策研修会」をおこないました。研修会の様子について、京都府連女性議員ネットワーク世話人の福田佐世子八幡市議会議員からの報告です。

 京都府連は21日、所属議員らを対象に女性議員ネットワーク主催で「ハラスメント防止対策研修会」をオンライン形式で開催しました。講師には党ハラスメント防止対策委員会委員長の金子雅臣氏をお招きし、「ハラスメントなぜ起きる、どう対処する―政党はなぜハラスメントに取り組まなければならないのか―」をテーマに講演していただきました。

 「パワハラが法制化され、地方議会でパワハラが訴えられる事例が増えている。議員が優越的な関係を背景とし、職員に対して不当な要求や『答弁がなっていない』などの叱責が行われたケースがある。議員は追及する立場であるが、言ったことが『議員活動のために言った』と説明できるものか。業務の適正な範囲を超えてはならない」「そんなつもりではなかった言動がセクハラと判断される。被害者の不快感は、同じ職場で被害者と同じ性に属する人たちの一般的な受け止め方で判断される」「国家公務員基準、政治倫理条例などに基づき、政治活動を行うものは、高い倫理観や人権感覚が問われている」「立憲民主党は他党に先駆けてハラスメント防止対策委員会がある。ハラスメントを受けたり、目撃したり、相談されたら、迷わず委員会に相談をして下さい。一緒に解決を目指します」と金子氏。

 今、立憲民主党は、ハラスメントやジェンダー問題に関して、有権者から注目を集めています。私たち自身が、被害者にも加害者にもならないために、ハラスメントについて正しい知識を身につけ政治活動を行っていく決意をした一日となりました。

京都府連女性議員ネットワーク世話人
福田佐世子