枝野幸男代表は20日、千葉県鎌ケ谷市を訪れ、千葉13区総支部長の宮川伸衆院議員らと街頭演説をおこないました。

宮川伸衆院議員

 米国で生命の起源についての研究をして、研究を生かして日本では難病に対する新薬を開発してきたという宮川議員。新型コロナウイルス感染症が日本でも広がってから1年半以上「必死になってやってきた」と力を込めました。国会が開かれていた今年5月、6月の間に、京都大の西浦教授が今のままで緊急事態宣言を解除すると東京五輪開会中に感染爆発が起こるかもしれないというシミュレーションをしていたことを取り上げ、枝野代表はじめ立憲民主党の多くの議員が菅総理に「今のままでは危ない」と警告していたことを紹介。宮川議員は、「だけど結果はどうなったか。あの時しっかり病床を増やす。あるいは療養施設を増やすことを真剣にやっていれば、私は助けることができた命がたくさんあったと思う」と強く訴えました。そのうえで、今後病床や療養施設を増やすこと、若い人の感染、特に高校生、中学生、小学生を感染から守るために学校に予算をつけることが重要だと呼びかけました。

枝野幸男代表

 枝野代表は、新型コロナウイルス感染症対策、自民党政治のツケ、経済などについて訴えました。宮川議員については、「4年前と比べたら見違えませんか。歯切れよく力強く。何でだと思いますか」と聴衆に問いかけました。「コロナ禍で国会でまじめに仕事をしてきたから。まじめに仕事をしてきた中で、国民の皆さん市民の皆さんの命と暮らしを守りたいという思いから」と宮川議員の演説が歯切れよくなった理由を述べ、「さまざまな問題を変えないといけないことに気づきながら、そして国会で戦いながら、でもそれが今の(与党との)力関係では実現できないという怒りが、宮川伸さんの力強い訴えにつながっている。私たちにもう少し力を与えていただけませんか」と訴えかけました。

 他に演説会では田嶋要衆院議員、小西洋之参院議員らが演説をしました。

田嶋要衆院議員
小西博洋之参院議員