枝野幸男代表は23日、宮城県仙台市を訪れ、仙台市青葉区と仙台市太白区で岡本あき子衆院議員(宮城1区総支部長)らと街頭演説をおこないました(写真上は、仙台ファーストタワー前で訴える枝野代表と岡本議員)。

ザ・モール仙台長町前交差点で支援を呼びかける岡本議員

 岡本議員は、子ども、若者に関する政策実現に向けた活動してきたと語り、5月には、自身も子ども・子育てプロジェクトチームの事務局長として取りまとめた子ども総合基本法を国会に提出したと報告。高校生まで支給する児童手当の拡充、ふたり親を含む低所得子育て世帯への支給をする児童扶養手当の拡充――などを盛り込んでいると説明し、「子どもには平等にチャンスがある」と訴えました。
 またコロナ禍で困窮する低所得者の子育て世帯に給付金を支給することなど、今すぐやるべき施策があると説きました。

 枝野代表は、新型コロナウイルス感染症対策として、水際対策の徹底、PCR検査の徹底、自粛と補償のセットが必要だと主張。PCR検査の徹底について枝野代表は、「PCR検査を増やせば感染の広がりを抑えられる(ことは)、自民党も政府も分かっている。その証拠に、オリンピックの選手村だけはPCR検査を頻繁に繰り返した。早いうちに感染者を見つけ、選手村の中ではクラスターが生じなかった」と語り、「本人の命と健康を守るだけではない。症状の出ていない感染者が分かり、その方が行動を止めれば、感染が止められる。みんなのためになる。みんなのためになることには金を出すのは政治の役割だ」「1年半以上、ずっと言い続けいる」と訴えました。

 また、岡本議員について、「1回生なのに、当選4回か5回くらいのキャリアのある議員がやるような仕事をやってもらった。市議会議員の経験もあり、そつなくこなした。子育ての分野だけではない、厚生労働の分野などさまざまな分野で、予算委員会でも活躍をしてくれた。まさに実力派」だと評価し、「小選挙区で勝ち上がってもらえれば、枝野政権のど真ん中で仕事をしていただきたい」と語り、支援を訴えました。