枝野幸男代表は10日、埼玉・東松山市の東松山駅前で10区の坂本祐之輔(さかもと・ゆうのすけ)総支部長らと街頭演説をおこないました。

 坂本総支部長は、前回の総選挙から47カ月、選挙区内で毎日訴えてきたと振り返り、一貫して、安倍・菅政権で広がってしまった格差を是正し、再生可能エネルギーを中心とした原発ゼロの社会を実現し、将来を担う子どもたちのために、保育園幼稚園から大学までの教育機能の無償化・無料化を訴えてきたと語りました。
 また、今回の新型コロナへの対応や、2017年の森友・加計学園問題で野党が憲法53条に規定する臨時国会の召集を求めていたにもかかわらず、すぐに召集しなかったことを取り上げ、「憲法を守れない総理が、法律を守ることができるでしょうか。法律を守れない方が、私たち地域のルールを守り、国民の皆さんの命や暮らしを守ることができるでしょうか」と疑問を投げかけました。

 そして、「政治は国民の皆さまのためにある。政治の基本は、そこに生活を営む、市民町民村民の皆さま方の悲しみや喜びや憤りや憂い、その想いを政策に実現することだと考えている。強い人たちによる、強い人たちのための政治から、立憲民主党は公助を中心としてお互い様に支え合い、認め合い、助け合う政治を実現していく。皆さん、変えようではありませんか」と訴え、支援を求めました。

 枝野代表は、演説の中で、東松山市長であった坂本総支部長について、「いま、この力が必要。国と県や市区町村との間の連携・関係が上手くいっていない。実際にワクチン接種は、各市町村が担当している。でも、市町村の実態を知らないで、ワクチン担当大臣の言うことが二転三転して、現場の自治体の皆さんが大変な苦労をした」「行政の最前線の現場を知っている。今の国会にどうしても必要な人」と紹介し、支援を訴えました。