枝野幸男代表と福山哲郎幹事長は衆院選から一夜明けた1日午前、選挙の報告で連合会館に芳野友子会長らを訪ねました。会談終了後、枝野代表は記者団の取材に応じました。
枝野代表は会談について、連合の皆さんに各地で大変お世話になったので、その御礼とご期待に叶えなかったことについて申し訳なかったとお伝えしたと話しました。
選挙の結果についての受け止めを問われると、「かなり頑張って僅差で競り勝ってくれた選挙区も多かった一方で、そういうところを競り勝てずに結果的に議席を減らしたことは大変残念に思っている」と述べました。「今後のあり方については、明日(2日)、執行役員会があるので、そのタイミングでどのような対応をするか話をすることができると思っている」「選挙結果を踏まえて、何人かの方とご相談をして、明日の執行役員会までには、私から何らかの考え方をお示しする」と話しました。
選挙結果を受けて野党共闘のあり方について問われると、「昨日申し上げたとおり、一定の成果を上げたと思っている。どういうやり方をしていくのか等は、しっかりと細かい分析をして検討していく」との考えを示しました。
辻󠄀元副代表が落選したことについての受け止めを聞かれると「途中まで仲間の応援に走り回ってくれ、党からの仕事、仲間のための仕事を積み重ねてくれた中で、残念ながら比例復活もならなかったということで、大変申し訳なく思っている。党にとってというより、日本の政治にとって、ここから何年間か、国会に辻元議員がいないということは大変大きな痛手だ」と語りました。