泉健太代表は4日、古賀之士参院議員の国政報告会に参加しました。

 古賀議員は2016年に当選し現在1期目。報告会では、まもなく始まる臨時国会での古賀議員自身の委員会などでの役割や国会の仕組みなどを説明。その後、泉代表を交え、参加者と意見交換をおこないました。

 泉代表は、党代表選で福岡を訪れた際に、短い期間であったにもかかわらず、古賀議員の案内で介護施設の現場視察できたことに、「広くいろいろな世界を見ている古賀さんの力は本当に助かる」と感謝を示しました。
 また、古賀議員からは企業における食事手当という重要な提言をいつも受けていることを紹介しました。

 意見交換では、介護施設の関係者から、賃金アップの話はありがたいが、世界と比べ日本が遅れている「抱え上げない・持ち上げない介護『ノーリフティングケア』」についても立法・政策的な支援が必要だとの意見がありました。

 また、障害者施設の関係者からは共産党との今後の関係について聞かれ、泉代表は、「どの政党に限らず、まず立憲民主党の議員や候補者は、どの政党とお付き合いしようかではなく、立憲民主党としてちゃんと独り立ちするというのが、いの一番だと思う」「みんながそれぞれ独り立ちする中で、党中央などが最終的に大きなことを成し遂げようというとき、例えばあともう少しで政権が変わる、これさえやればというときに、他党との協力というのが出ててくる」「どこかの党が応援してくれることを前提にはしないで欲しい、するべきではない。ちゃんと立憲民主党の政策・理念を訴える議員・候補者であってほしいというのが大前提」と説明しました。

 教育現場に務める方からは、2年間のコロナ禍で学生・社会人が成長できないようになっていると訴え、できるだけ、学生が社会で出ていけるような政策を進めて欲しいという意見が出されました。泉代表は、「有権者というと選挙権を持っている人。そうではない。小中高校生からも意見を聞きましょう」ということを党の文化にしたいと語り、失われた2年間問題について何ができるのかをよく考えて政策を作っていきたいと話しました。