「(わが党の組み替え動議は)コロナ感染第6波から国民の命・暮らし・事業を守り抜くためのコロナ対策予算を集中拡充し、不要な予算や補正予算にふさわしくない予算は削減する内容だ」(道下大樹議員)

 衆院予算委員会で15日、令和3年(2021)度補正予算の締めくくり質疑が行われ、質疑終局後、源馬謙太郎衆院議員が立憲民主党が提出した「令和3年度補正予算2案を撤回のうえ編成替えを求める動議」の趣旨説明を行いました。

組み替え動議の趣旨を説明する源馬謙太郎議員

 源馬議員は「経済対策は規模が大きければ良いというものではなく、その中身が重要。政府の補正予算案には、私たちが提案してきた施策も一部盛り込まれているが、内容の不十分なものも見られる。さらに効果が疑問視される施策も散見される。そこで新型コロナウイルス感染症の第6波を抑え込み、国民の命、暮らし、事業を守る上で万全の対策を講じるため」と述べ、追加する施策、歳出、歳入について説明しました。

令和3年度補正予算案に対する組み替え動議について(概要).pdf

 次に道下大樹衆院議員が、補正予算案には「反対」、会派が提出した補正予算の組み替え動議には「賛成」の立場から討論を行いました。

 道下議員は、(1)10万円の現金給付について、クーポンによる支給を行う場合、現金による一括給付よりも約1,000億円も余計に事務費用がかかること、(2)マイナポイント事業については、補正予算にふさわしい緊急性がない上、「効果も限られている」と政府審議会で指摘されている――等の問題点を挙げ、その分の約2兆円弱の予算を「困窮する個人や事業者の支援に回すべきだ」と主張しました。中小事業者向けの「事業復活支援金」については、立憲民主党が主張する持続化給付金の再支給に比べて規模が不十分な上、いつ支給が開始できるのか、その見通しも立っていない点などを問題視しました。

 党が提出した組み替え動議については、「コロナ感染第6波から国民の命・暮らし・事業を守り抜くためのコロナ対策予算を集中拡充し、不要な予算や補正予算にふさわしくない予算は削減する内容だ」と評価しました。

 その後の委員会採決では、立憲民主党の組み替え動議案は否決され、政府案が与党等の賛成多数で可決しました。

令和3年度補正予算・反対討論・衆予算委用.pdf