立憲民主党つながる本部(本部長:泉健太代表)は26日夕、役員会を都道府県連つながる本部長とオンラインでつなぎ開催しました。会議では、「おてらおやつクラブ」のヒアリングを行うとともに、活動報告と今後の取り組みに関する提案などが行われました(写真上は、オンラインで講演する福井良應・認定NPO法人おてらおやつクラブ理事)

 冒頭、泉本部長は、つながる本部の活動がすぐ法案や予算に反映されることはないかもしれないが、活動そのものが党が取り組む市民運動となる、つながる本部の活動を通じてさまざまな皆さんを応援できるようがんばりたいとあいさつしました。

 前回の役員会で愛媛県連つながる本部長である小野志保新居浜市議から紹介された、お寺の「おそなえ」をさまざまな団体を通じて経済的に困難な状況にある家庭へ「おすそわけ」する活動を行っている「おてらおやつクラブ」からヒアリングを行いました。同クラブの福井良應理事は、子どもの貧困問題の解決を目指して全国1755の寺院が582団体を通じて月間のべ2万2千人の子どもたちにお寺のお供え物を届けている活動について説明。支援を受ける家庭の生活状況やコロナ禍により支援家庭が大幅に増加した現状について解説するとともに、支援者からも「自分にも何かできることがうれしい」といった声が寄せられているとして、同クラブが「助けて」と「助けたい」をつなぐプラットフォームになっていると語りました。参加議員からは、同クラブのような支援を行う団体が必要とする支援や、仏教以外の宗教団体との関わり、おすそわけの配送のしくみなどについて質問が出されました。

 田名部本部長代行は、前回の役員会でおてらおやつクラブの活動を知りすばらしい活動だと思った、つながる本部としておてらおやつクラブを応援する全国的な活動ができないか皆さんと議論したいと語りました。

 会議は柚木道義、小山展弘、宮沢由佳各副本部長、伊藤俊輔事務総長代行、堤かなめ、渡辺創両事務局次長が参加し、司会は岸真紀子事務局次長が行いました。

おてらおやつクラブ 講演資料.pdf