泉健太代表は23日、神戸市を訪れ、夏の参院選挙で兵庫県選挙区から立憲民主党公認として立候補予定の相崎佐和子さんとそろって記者会見を行いました。相崎公認候補予定者は初めての国政への挑戦で、これまではケーブルテレビのアナウンサーや県広報専門員を経て、伊丹市議を3期務め、2019年から兵庫県議会議員を務めてきました(上の写真は記者会見に臨んだ泉代表、相崎公認予定候補、県連代表の井坂信彦衆院議員)。

 泉代表は「昨日22日、党本部常任幹事会で相崎佐和子さんの党公認、参院選への出馬を正式決定させていただきました。非常に明るく、地方自治に明るく、子育て・教育の現場に明るくということで、政策面の明るさと人柄の明るさが相まって、兵庫県における新たな発信ができる人物」だと紹介。立憲民主党が参議院選挙において「候補者半数を女性に」「ジェンダー平等を目指して実行中」であるなか、主要な1人となっていくとも語りました。

 地方議会のオンライン審議の促進に向けた国会への要請活動などの取り組みに加え、子育て・教育政策において現場に精通した活動を重ねている点等に着目していると泉代表は言及し、「相崎さんであれば、県民の先頭に立って生活を守る、命と暮らしを守る政策を展開してくれると確信している。兵庫県連でも国会議員・地方議員、多くの協力党員パートナーが力を結集して議席確保を目指していくことになります」と議席獲得への意気込みを語りました。

 相崎公認候補予定者は「私はもともと仕事と子育ての両立において、さまざまな壁にぶつかった経験から、頑張りたいと思う人を支える制度が不十分である現実に対し、『頑張ることができない状況を変えたい』『努力する機会が公平公正に与えられている社会にしたい』『お互い認め合い、支え合う社会を作りたい』という思いが募って議員になりました。日本は少子高齢化が進み、今後ますます働き手が不足すると言われています。女性や高齢者を含むすべての働きたい人が、働いて税金を納めることで、社会保障が整い、経済もまわっていくと考えています。お互いが認め合い、支え合い、日本経済を守りつつ明るい社会を作り出せると思っています」と、考えを表明。「市議会議員、県議会議員をおよそ15年務めてきました。現場の声、私たちの声を政治の場に届けて実現を重ね、より良い社会をつくっていくことができる力をつけてきました」と、これまでの経験を振り返りました。

 そのうえで、「国に私たちの声が届いているのか、もっと力強く届けなければいけないと感じるようになった。現場の声はある、その声を届ける、その思いで国に声を届ける決意をしました。次は国に届けて、お互いに認め合い、支え合う社会をつくり、日本経済を安定させて持続可能な明るい未来を築き上げていく決意をしています。全力を尽くしてまいります」と、国政へ挑む強い思いを表明しました。