泉健太代表は24日午後、党本部で米国のラーム・エマニュエル駐日大使と会談を行いました。会談終了後に記者団からの取材に応じた泉代表は、(1) ウクライナ情勢、(2)拉致問題、(3)沖縄基地問題――等について意見を交わしたことを明らかにし、ウクライナ情勢については、「非常に緊迫した状況だ。ロシアの行動に対し、しっかりとした措置をとっていく」と述べました。

 ロシアがウクライナに攻撃を始めたとの報道への受け止めを聞かれ、「国際社会が軍事行動を何とか阻止するため、平和的解決を目指してきた中でのロシアの行動というのは許されないこと」と厳しく非難しました。そのうえで、「ウクライナに被害が及ばぬよう、在留邦人をはじめとして被害が出ないよう、最善を尽くすべきことを政府に求めていきたい」と述べました。

 「今後のロシアの出方次第では、ロシアとの共同経済活動の見直しなど、追加的な制裁を検討していくべきだと思う」とも話しました。

 今日の会談で、米国大使と一致した点について泉代表は、「日本、米国、EUと協調していくことで一致した」とあらためて強調しました。