【参院予算委】「選択的夫婦別姓を求めないのは不寛容」打越議員が岸田総理に 2022年2月28日 2月28日、参院予算委員会(一般質疑)で、打越さく良議員は、(1)旧優生保護法訴訟大阪高裁判決、(2)二之湯国家公安委員長の政治資金問題、(3)選択的夫婦別姓制度――について質問しました。主な質疑は以下の通り (1)旧優生保護法訴訟大阪高裁判決 大阪高裁判決では、人権侵害が著しく、個人の尊重や平等といった、憲法を踏まえた施策をしなければならない国が、差別、偏見などを助長した。岸田総理は後藤厚労大臣に上告しないように指示してほしい。総理は聞く力を得意としている。原告にも聞く力を発揮してほしいと訴えました。 (2)二之湯大臣の政治資金疑惑 二之湯大臣が2016年に自民党京都府連に960万円、前年には1440万円を支出、48人の自治体議員で割ると20万、30万円に割り切れ選挙目的ではと指摘。更迭すべきと求めましたが、岸田総理は更迭には応じませんでした。 (3)選択的夫婦別姓制度 選択的夫婦別姓制度導入が後退したのは自民党内の会合を経てとしか考えられない。岸田総理が選択的夫婦別姓を求めないのは不寛容だと、厳しく指摘しました。