東京都総支部連合会(都連)第3回定期大会が10日に開かれ、党本部から西村智奈美幹事長が出席しました。
長妻昭都連会長は、「人の痛みが分かる政党、日本の民主主義にとって欠かせない政党と多くの方々に思っていただけるよう、努力していこう」「参院選の至上命題は東京での2議席確保」との決意を述べました。これを受けて西村幹事長は、「参議院選挙で野党第1党としての地位を確かなものとし、来たる総選挙で政権交代を果たすことを確認し合いたい」とあいさつ。また、ウクライナ難民支援募金活動の全国展開に触れ、「この取り組みを通じて、一人ひとりの命の尊厳と重み、暮らしに寄り添う政党として進んでいこう」と呼びかけました。
大会では、(1)参院選および統一自治体議員選挙の必勝(2)コロナ感染拡大への万全な対応(3)ロシアによるウクライナ侵攻に抗議し平和を守る具体的行動を起こす――などを内容とする大会アピールが採択されました。
また、都連初の試みとして、参議院選挙東京選挙区公認候補者決定の素材となる予備選挙が行われました。代議員による投票の結果、5名の立候補者(川本慧佑さん、北出美翔さん、柴田勝之さん、松尾明弘さん、溝呂木拓也さん)の中から、前衆議院議員の松尾明弘さんが選出され、後の都連常幹で手続きを進めていくことが報告されました。
既に公認が決定している蓮舫参院議員(都連会長代行)は、コロナ感染拡大やウクライナの凄惨な現状に触れ、「命や暮らしを脅かす行為を絶対に許してはいけない。今こそ国民の声を聞く政治の力が必要であり、立憲民主党こそがその受け皿になり得る」と力強く語りました。