泉健太代表は3月27日、広島市で開催された立憲民主党広島県連定期大会であいさつ。県連大会終了後には、広島市内の金座商店街入口で街頭演説会を開き、併せてウクライナ支援募金活動も行いました。

 県連大会で泉代表は、「『だまっとれん選挙』では大きな成果を出していただいた」と述べ、「自民党だけの政治ではおかしくなるとの思いを強くして戦った」と昨年の参院補選を振り返りました。

 ウクライナ問題については、「わが党は、どの政党にも先駆けて各地での募金活動を始めました。さらに、ウクライナから日本への避難民に渡航費支援、チャーター機派遣などを政府に提案をしている」と、ウクライナ支援に一層取り組む考えを表明しました。

 ロシアのプーチン大統領の核による威嚇、また、政府・与党でウクライナ危機に乗じて核共有・核保有の話が出てくることについても批判し、「過ちは繰り返さない。この声こそわれわれは大事にしたい」と強調しました。

 新型コロナ対策については、「まだまだ継続していく必要がある。引き続き、3回目のワクチン接種の促進や医療体制の充実などを通じて、コロナ対策を緩めないよう政府に求めていきたい」との考えを示しました。

 泉代表は、「『結集広島』の枠組みを有効に機能させ、自民党に代わり、権力を正しく使い、法律を守りそして市民のための政治を行っていく」と述べ、党へのいっそうの支援を求めました。

 広島県連代表の佐藤公治衆院議員は、「日本と世界にはコロナ禍と、ウクライナという大きな問題が存在している。このような時こそ本質を見なくてはいけない、偏った見方をリセットするべきと思う。健全な政治を、社会をつくるため、結集広島から結集日本へと諦めず、くじけず頑張ってまいりたい。『だまっとれん』はまだ続く」とあいさつしました。

 大会終了後、記者団の取材に応えた泉代表は、広島県での参院選候補者擁立について、「広島県連として、結集広島の枠組みの皆さんと連携しながら進めたいという思いを聞いた。自民党でない政治勢力を結集させるべきという声がある。丁寧に進め、できる限り早く候補者を県民の皆さんに届けたい」と答えました。