4月1日の定例記者会見で泉健太代表は、(1)党の経済対策(2)成人年齢引き下げ(3)林大臣のポーランド派遣と避難民支援(4)新型コロナとかかりつけ医(5)経済安全保障法案――などについて発言しました。

(1)党の経済対策

 4月になり日用品などの値上げのニュースがあるなか、引き続き小麦の売り渡し価格の引き下げを政府に求めていくと語り、党の経済対策も来週には発表する見通しだと述べました。

(2)成人年齢引き下げ

 18、19歳のアダルトビデオ出演契約の問題で法案策定を進めていると説明。また同日午後、未成年者取消権の対象から外れることで被害が拡大しないよう要請を内閣府に行うと述べました。

(3)林大臣のポーランド派遣と避難民支援

 林外務大臣が総理特使としてポーランドに派遣され、国会対応で一時帰国、すぐにNATO外相会議に出席する予定であることから、党として一時帰国せずに欧州外交ができるよう協力する旨を表明した件で、政府・与党側が帰国を求めていることを明かし、「帰国時に避難民をチャーター便に乗せてくるなどがあるのではないか」と語りました。

(4)新型コロナとかかりつけ医

 感染者数が高止まりし、第7波の可能性も専門家から指摘が相次いでいるなか、県民割を拡大している実態について、観光産業支援策として党では観光産業事業継続支援金支給法案を提出しているとした上で、政府は感染症対策と経済活動のバランスが取れていないと指摘しました、

 また、「コロナかかりつけ医法案」を提出したことをに触れ、「スポットを当てて国民に行き渡る医療、これを実現をしていきたい」と述べました。

(5)経済安全保障法案

 政府法案が抽象的で経済界からも不安の声が上がっていると指摘。基本理念の新設と特定重要物資の指定で事業者の意見を聞くことを盛り込んだ修正案を出すことを表明しました。

 記者から石川参院補選(4月7日告示、4月24日投開票)への意気込みを聞かれ、「自民党の政治を良いと思っていない、地方も徐々に衰退をしていると疑問や不満を抱えている、新しい政治を作って欲しい、そういう声をできる限り糾合していきたい、形にしていきたい」と語りました。公認を予定している、おやまだ経子さんについては、「前向きに新しい選択肢を訴えてくださる候補」だと期待しました。泉代表は3日に石川入りし応援することも明かしました。