泉健太代表は4月3日、石川県を訪問し、4月7日告示の参院選石川補選に立候補予定のおやまだ経子さん、近藤和也衆院議員(県連代表)と、県内の酪農農家、醬油蔵を訪れ、現場の実態を視察するとともに意見交換を行いました。
■酪農農家視察
河北郡内灘町の「サンケイブリードー有限会社」を訪れ、同社代表で、河北酪農組合長でもある川上充紀さんの案内で牛舎を見学しました。組合では11軒の農家が約1500頭の牛を飼育し、石川県内の牛乳の55%を生産しています。
牛舎の視察後に行った酪農組合の組合員さんらとの意見交換では、「牛乳の消費が減っている。せっかく生産した牛乳を廃棄しなければならない」「飼料高、燃料高は経験にない高騰を見せている。これまで一番きつい状況」「牛乳、豆腐、卵は物価の優等生などと言われているが、安く抑えられている乳価などを上げてもらわないとやっていけない」と厳しい現状について話がありました。泉代表は、政治でしっかり対応していかなくてはならないとの考えを表しました。
■醤油蔵視察
続いて泉代表は、醤油の5大産地の一つ大野町を訪れ、醤油の醸造蔵を改装した「もろみ蔵」という観光施設で、オーナーの紺田健司さんをはじめ地元の方々から話を聞きました。紺田さんら参加者の方からは、「醤油作りも減少してきているので、町おこしの一環として、使われなくなった醤油蔵をギャラリーや食堂、ガラス工房などとして開放し、若い人たちや観光客に来てもらうようにしている」と説明がありました。泉代表は、「周遊バスのコースになるなど、観光客の方に気軽に来てもらえるようになればいいですね」と話すとともに、集客・地域おこしの観点から意見を交わしました。