参院石川県選挙区補欠選挙(4月24日投開票)が告示されて最初の土曜日となった4月9日、逢坂誠二代表代行、西村智奈美幹事長らが石川県入りし、金沢市内を中心に街頭活動を行い、党公認の、おやまだ経子(つねこ)候補への支援を訴えました。

 同日夕には、おやまだ候補とともに、西村幹事長、打越さく良、岸真紀子両参院議員、今井るる総支部長(岐阜5区)がマイクを握りました。おやまだ候補は、西村幹事長と打越参院議員が地元の新潟は4人も女性国会議員がいることから「石川県も負けていられない」と語り、女性国会議員が増えれば優先される政策が変わり、女性だけでなく男性も生きやすい世の中になっていくと訴えました。

 西村幹事長は、田中角栄総理を輩出した自身の地元新潟もかつては保守王国と呼ばれていたが、2000年の参院補選で野党候補が当選してから流れが変わり、その後野党議員も女性議員も増えたと語り、おやまだ候補は当選することで「いままで声を上げられなかった『あなた』が、声を上げることができるようになる」と訴えました。

 街頭演説後、西村幹事長は記者団の取材に応じ、「女性の反応が良い」と語り、「今の生活状況の中で、政治をなんとか変えて欲しいと切実に願っている方の声をいただけている」と述べました。

 逢坂代表代行は午前の街頭演説で、「おやまだ経子さんのような子育てでも、仕事の中でもさまざまな経験をしている方が国会に行って、地域や個々人の思いを伝えていくことが大事なんです」「彼女の言葉には魂がこもっている。彼女の言葉には経験に裏打ちされたリアリティ・現実味があります。演説を一度聞いていただければ、『なるほど、こういう国会議員が必要だ』と思っていただける」と語り、「権力やこれまでの経緯にしがみついて、ただエスカレーターのように今の与党から国会議員が送り出されていたのでは、社会を国民の皆さまのために変えることはできない」と述べ、金沢から女性国会議員を送り出していただきたいと訴えました。

 また夕刻には「女性集会」を開催。西村幹事長、打越、岸両参院議員、今井総支部長がパネリストとなり、(1)女性活躍の必要性(2)おやまだ候補に期待すること――などを語り、その後、参加者との質疑応答が行われました。司会は喜成清恵金沢市議会議員が務めました。