立憲民主党は4月20日、国会内で両院議員総会を開催し、衆院80名、参院30名、計110名が出席しました。

 冒頭、泉健太代表は、参院石川補選(24日投開票)について「素晴らしい候補者を擁立した。おやまだ経子さんは今、石川県内各地で訴えている。その評判はどんどん上がってきている状況」だとして、出席者にさらなる協力を要請しました。

 また、自民公明両党が経済対策について、これまで政調会長レベル、幹事長レベルで会談しても結論を得ることができず、同日党首会談をしても結論が出なかったことについて、「聞く力も決める力も発揮できない」と指摘。8日に立憲民主党が21兆円規模の「生活安全保障のための緊急経済対策」を発表していることに触れ、「政権に任せることはできない、もう放置することはできない」「地域を歩き、そして地域の声を聞き、次々と具体的な政策を提案し、一つでも実らせていきたい」と訴えました。

 総会では、19日の常任幹事会で決定している、夏の参院選挙の比例代表選挙における略称を「民主党」で届け出ることを報告。さらに(1)参院選に向けた取り組み(2)来週、新しいポスターとキャッチコピーを発表すること(3)全国で青空対話集会を精力的に実施していくこと(3)緊急経済対策(4)国会対応――などを報告。また、倫理に関する規則の改定が了承され、その後、代表権規則の改正について議論の経過報告、参院選に向けたが重点政策の説明がありました。