4月28日、国土交通部会(部会長:小宮山泰子衆議院議員)は国会内で会議を開き、4月23日午後に発生した知床半島沖観光船海難事故について、国土交通省よりヒアリングしました。

 冒頭、小宮山部会長より、「まずは、お亡くなりになった方のご冥福と、被害に遭われた方へのお見舞いを申し上げます。また、まだまだ水温の低い中、捜索活動に携わっている方に御礼を申し上げます。まずは一刻も早い全員の発見・救助を望んでおります。立憲民主党としても、捜索の進捗を見守りつつ、原因究明や再発防止策なども含め議論していきたい」と述べました。

 国土交通省からは事故と捜索活動などについて説明があり、その後の質疑応答では、出席議員から「巡視船やヘリコプターの到着には問題なかったのか」「事故の数日前に受けたとされる当該船の検査はどうだったのか」「乗客の情報は公表されるのか」などの質問が上がり、国土交通省からは「天候が荒れていたこと。釧路からのヘリは一度戻して給油及び潜水士などのレスキュースタッフを乗せてから向かった」「4月20日にJCI検査を実施したが検査員からは問題なかったとの報告であった」「公表についてはご遺族、ご家族の意向による」などの説明がありました。